堀内印刷所のこだわり

高品質

フェアドット(Fairdot)

階調をアミ点の大小で表現する一般的な印刷(AMスクリーニング)では、トーンジャンプやモアレ、細い線のカスレなどが発生し、細かな表現は苦手でした。
しかし、ドットの密度で階調表現するフェアドット(FMスクリーニング)を採用することにより、通常の3倍近い300線相当の線数で印刷できます。
これにより写真原稿に近い印刷再現が可能となります。

AMスクリーン使用の拡大図 フェアドット使用の拡大図

刷り出し・抜き取り検査装置(BISAI)
BISAI

高い品質が要求される昨今、人の目では発見しきれない微細な不良の発生に対し、迅速かつ適切な対応が求められています。
弊社では刷り出し・抜き取り検査装置を導入することで、CTP出力用PDFデータと刷り出し時の印刷物を比較検査し、文字欠けはもちろん、濃度ムラまで検出確認します。

Trinity well(DAC)
Trinity well

カメラ1カメラ2

印刷物の全数・全面検査が可能な品質検査装置です。トレーサビリティシステムも搭載しております。
不良品の流出を抑え、不良原因を全て分析し蓄積することにより、安定した品質の印刷物を提供する体制の構築に役立てています。

Proof Checker PRO ver.2
Proof Checker

変更前と変更後のPDFファイルを比較し、文字・フォントや色などの属性・オブジェクト・画像など、様々なデータの正確な差分を検出します。
差分箇所の出力も行うことができ、校正作業の正確化、効率化を図っています。

先端技術

水性ニス加工
水性ニス加工

近年、環境対応のニーズが高まる中、弊社では書籍カバーなどに使用可能なニス印刷技術を研究しております。従来のOP(油性)ニス以外に、グロス感、マット感が高く、耐久性の優れた水性ニスや各種特殊ニス(パール発色、メタリック発色など)をインキメーカーと共同で開発しており、出版社様の用途に合わせた加工を施しております。
また書店様からは、店頭に平積みされた文庫本のカバーが浮き上がったり、はずれたりしなくなったとご好評を頂いております。

伝統

堀内書体
母型

1933年に活版印刷用として開発した「堀内文字(堀内書体)」を、OpenTypeフォントで再現致しました。
写研とInDesignの両方でご利用が可能となり、表現の幅が広がります。

堀内文字は書体見本帳でご覧いただけます。