特許『印刷物検査装置、印刷物検査方法、およびプログラム』が、認定されました。

【特許番号】特許第6831991号
【発明者】堀内 速人

これまで印刷物検査装置には精度を上げると紙の抄きゴミを拾って毎回引っかかってしまう、かと言って精度を甘くすると肝心な汚れ・ピンホールを見逃す。
というジレンマがありました。
これを解決するため、２枚の連続する印刷物を両方ともに検査装置に掛けて、校了データとの差異を各々抽出し、その差異が一致する場合のみ知らせるという方法及び、そのための解析ソフトの開発ができたことに対する特許です。
紙の抄きゴミはランダムであり、検査装置の細かい座標軸に連続して引っ掛かる可能性は天文学的数字です。対して、印刷による汚れ、ピンホールは正確に同じ位置に続けて出ます。これで、精度の高い検査を紙のコンディションに左右されることなく繰り返せることになります。